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湘南ベルマーレ 天皇杯 JFA 第105回全日本サッカー選手権大会

天皇杯 JFA 第105回全日本サッカー選手権大会 2回戦 湘南 2-0 岐阜
2025年6月11日(水)19:00 レモンガススタジアム平塚
天皇杯 JFA 第105回全日本サッカー選手権大会 2回戦
湘南ベルマーレ 2-0 FC岐阜
得点者 63分 鈴木章斗、67分 キムミンテ
2025年6月11日(水)、天皇杯2回戦・湘南 vs 岐阜の一戦がレモンガススタジアム平塚で行われ、湘南は2-0で勝利を収めた。
湘南のフォーメーションは3-5-2。GKにはJリーグ初出場の真田幸太、DFは右から大岩一貴、キムミンテ、舘幸希。MFはアンカーに加入後初出場のゼヒカルド、右から藤井智也、池田昌生、平岡大陽、石橋瀬凪、FWはルイスフェリッピと根本凌の2トップ。ベンチにはGK上福元直人、DF松本果成、本多康太郎、松村晟怜、MF小野瀬康介、奥野耕平、奥埜博亮、FW鈴木章斗、福田翔生が入った。
対するFC岐阜のフォーメーションは3-4-3。通常の4バックではなく、3バックで臨んだ。GKは茂木秀、DFは右から平瀬大、甲斐健太郎、寺阪尚悟、MFは右から石田崚真、生地慶充、萩野滉大、大串昇平、FWは中村仁郎、佐々木快、泉澤仁。ベンチにはGKセランテス、DF野澤陸、キムユゴン、外山凌、MF井川空、北龍磨、西谷亮、FW横山智也、オウイエウイリアムが名を連ねた。指揮を執るのは大島康明監督。
前半、湘南はなかなかシュートの形を作れず、相手のプレスに苦しむ。後方からのパスに精度を欠き、攻撃のリズムをつかめない。22分には舘がパスを奪われ、相手にシュートを打たれる。42分にも再びシュートを許すが、ゴールは割らせず。湘南のシュートはわずか1本で、前半を0-0で折り返す。
後半開始から、根本に代わって奥埜が投入され、ゼ ヒカルドとともにボランチを務める。中盤が2枚に並んだことでパスコースが増え、湘南は徐々にリズムを取り戻していく。
62分、ルイス フェリッピと池田に代えて鈴木章、小野瀬が入る。すると直後の63分、ゼ ヒカルド、藤井、小野瀬とつないで、最後は鈴木章がシュート。ゴールネットを揺らし、湘南が先制する。さらに67分にはCKの流れから、平岡の折り返しをキムミンテが押し込み、2-0とリードを広げた。その後も湘南が主導権を握り、天皇杯初戦を無失点で勝ち切った。
試合後、山口智監督は次のように語った。
「連戦の中で準備に十分な時間を割けない試合でしたが、これまでやってきたことを表現してほしいという思いでメンバーを選びました。前半の形は良くなかったですが、後半は質が上がってきて、選手たちの考え方や意識はしっかりしていたと捉えています」
また、無失点での勝利についてはこう振り返った。
「トーナメントなので、まずは勝ち上がることが大事です。ホームで勝つ試合を見せたかったですし、それを次につなげることができました。ただ、課題もありますし、相手の良さを消せなかった部分もありました。たくさんのチャレンジがある中で難しさはありましたが、選手たちはうまく結果につなげてくれたと思います」
湘南はこの勝利で3回戦進出を決め、7月16日(水)に清水エスパルスと対戦する。■
湘南ベルマーレ 天皇杯 過去10年の結果
過去10年を振り返ると、2016シーズンと2023シーズンに準々決勝進出を果たしています。
シーズン | 成績 |
---|---|
2015 | 3回戦敗退 |
2016 | 準々決勝敗退 |
2017 | 3回戦敗退 |
2018 | ラウンド16敗退 |
2019 | 2回戦敗退 |
2020 | 不参加 ※ |
2021 | 4回戦敗退 |
2022 | 3回戦敗退 |
2023 | 準々決勝敗退 |
2024 | ラウンド16敗退 |
※新型コロナウイルスの感染拡大により、JリーグからはJ1の2チームが準決勝から参戦