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湘南ベルマーレ 畑大雅「常に前向きなプレーを」

2024年7月12日(金)「常に前向きなプレーを」
天皇杯3回戦で東京ヴェルディに勝利した後、中3日でJ1第23節ジュビロ磐田戦が行われる。
試合会場は再びレモンガススタジアム平塚だ。
トレーニングを終えた畑大雅はリラックスした表情を見せている。
「ちゃんとした食事と睡眠をしっかり確保するようにしています。1カ月半ぐらい前から試合後のリカバリーとして、高気圧酸素治療を受けるために帝京大学に通い始めました。それがとてもいいです」
具体的にどのような効果があるのか、畑が続ける。
「酸素を多く取り込むことで疲労回復が早まりますし、ケガをしたときにもよく使っています。他のクラブの選手も多く利用していて、試合後には必ず誰かがいます」
高い気圧の環境で酸素を取り込むことで、血中に溶ける酸素量が増え、自己治癒力が大幅に促進される。スポーツ外傷に対する効果が近年注目されている。

次の対戦相手はジュビロ磐田。ベルマーレにとっては公式戦3連勝が懸かっている試合だ。畑はどのような意識でその試合に臨むのか?
「連勝というのは特に気にしていません。まず目の前の試合で絶対に勝つことを意識しています。ジュビロに勝てる自信は僕にもありますし、チーム全体としても自信を持っています。どんな展開になっても自信を失わず、常に前向きなプレーを心掛けたいです。個人的には、前回の試合でケガをして悔しい思いをしたし、また植村(洋斗)選手が出てくると思うので、仕事をできるように頑張りたいです」
植村は日大藤沢高校出身で、早稲田大学時代にベルマーレの練習に参加したことがある。畑と植村のマッチアップにも注目だ。

2024年2月18日(日) 2人の「大雅」

ベルマーレには2人の「大雅」がいます。一人は畑大雅選手。もう一人はコーチアシスタントの副田大雅さん。副田さんは昨シーズン、タリク選手の通訳(英語)を務めていました。
今日の練習後、「2人はチーム内でどう呼ばれているんですか?」と畑選手に聞いたところ、「タイガです(笑)」という答えが返ってきました。「練習中、分かりにくいです(笑)。大雅さんが通訳じゃなくなって、トレーニングに加わるようになったので、余計に分かりにくくなりました。この間の練習でも、どっちの大雅だろう?っていうことがあって」と少し戸惑いを感じているようです。
副田さんは、かつて選手として海外でプレーした経験があるそうです。今日の練習でも左足で強烈なシュートをゴールネットに突き刺していました。畑選手は副田さんのプレーについて、「めちゃうまいですよ。普通に足元がうまいです。(去年は)全体練習が終わった後、キーパーのシュート練習に加わっていたので、うまいのは知ってましたけど……ただ分かりにくい」と苦笑い。
畑選手と副田さんは2020年にベルマーレの一員になりました。いわば同期です。「俺はずっと大雅だし、大雅さんもずっと大雅だし……。(去年は)あまり気にならなかったけど、一緒にプレーしていると分かりづらいので、改善しないといけないですね」
今後どちらかの呼び方を変えることになるのでしょうか。
