湘南ベルマーレ パートナー企業訪問 鈴廣かまぼこ編
株式会社鈴廣蒲鉾本店
企画チーム 常務取締役 本部長
鈴木智博さんに5つの質問
質問1)鈴廣かまぼこと湘南ベルマーレ、過去の取り組みは?
鈴廣かまぼこは、2000年から湘南ベルマーレのパートナーとして、選手たちの補食を支えています。2021年からは「魚肉たんぱくサプライヤー」としてかまぼこを提供し、選手たちが手軽にたんぱく質を補給できるようサポートしています。2022年には「フィッシュプロテインバー」を発売し、より簡単にたんぱく質を摂取できるようにしました。
さらに、鈴廣かまぼこは魚肉たんぱくの啓発も行っています。2022年にはベルマーレの山田直輝選手を迎え、食をテーマにしたオンラインイベントを開催しました。山田選手は実体験を通じて、食へのこだわりや魚肉たんぱくの魅力を語りました。
また、鈴廣かまぼこは他の企業とも協力して地域社会に貢献する取り組みを進めています。三栄建築設計様と親子で学べるイベントを開催し、参加者の皆さんはかまぼこ作りや植樹を体験しました。また、濱田精麦様との共同開発で、神奈川県産はるみと鈴廣特製金目鯛フレークを使用した「勝ち鯛めし」を作り、ベルマーレ応援商品として販売しています。これらの取り組みは、スポーツを通じて地域を活性化させる貴重な機会となっています。
質問2)ベルマーレサポーターにおすすめの商品や店舗は?
ぜひフィッシュプロテインバーをお試しください。ホームゲームの試合前や試合後だけでなく、アウェイへの遠征時も手軽にたんぱく質を補給することができます。DAZNで試合を見ながらフィッシュプロテインバーを食べるのもおすすめです。
立ち寄りやすいスポットとして、ラスカ平塚B1Fの鈴廣かまぼこがあります。特に試合開催日は、ベルマーレのサポーターだけでなくアウェイチームのサポーターにも好評です。また、小田原駅の新幹線下りホームにはかまぼこの自販機が設置されており、旅行や出張の際にも手軽に購入できます。
質問3)小田原市風祭にある「鈴廣かまぼこの里」の魅力は?
「鈴廣かまぼこの里」は、かまぼこの魅力を存分に楽しめる場所です。特におすすめなのは「かまぼこバー」で、500円で職人手づくりのかまぼこを地ビールと一緒に楽しむことができます。かまぼこソムリエが解説してくれるので、おいしさを味わいながら、かまぼこについて学べる楽しいスポットです。
かまぼこづくり体験教室も大人気で、ベルマーレサポーターの皆さんにもぜひ挑戦していただきたいです。実際に魚のすり身に触ることで、職人技の難しさを体感することができるとともに、地元の伝統食品への理解と愛着を深めることができます。また、ご家族で一緒に楽しむことをおすすめします。魚嫌いのお子さんでもかまぼこなら食べられることが多く、魚を食べる習慣が自然と身につくこともあります。ご家族での楽しい体験を通じて、魚のおいしさを知り、食育にも役立ててください。
質問4)鈴木さんの中で強く印象に残っている試合は?
2009年11月29日に行われたJ2第50節ザスパ草津戦のことです。平塚競技場でJ1昇格を懸けた重要な試合を観戦しました。その試合で、アジエル選手がPKを外した瞬間、人生はそう簡単にはいかないものだと強く感じました。あのシーンは、今でも鮮明に覚えています。
仕事をしていて困難に直面したとき、あの光景が頭をよぎります。人生には思いどおりに行かないことも多々ありますが、あの試合の経験を通じて、気持ちを落とさずに前を向くことの大切さを学びました。アスリートの精神力から多くの教訓を得て、日々の仕事に生かしています。
質問5)今シーズン、ベルマーレと進めたい取り組みは?
今年も「千社札風かまぼこ板」のプレゼント企画を実施したいと考えています。昨年、選手の名前が入ったかまぼこ板を作り、スタジアムでかまぼこを購入した方にプレゼントしました。SNSでサポーターの皆さんがかまぼこ板を交換する様子を見て、この取り組みが大変喜ばれていることを実感しています。今年もこの企画がサポーター同士の交流を促し、絆を深め、一体感を生むことを期待しています。
鈴廣かまぼこのミッションステートメント「お魚たんぱくで世界を健やかに」を実現するため、今シーズンもベルマーレとの取り組みを続けていきます。選手たちが健やかに活躍できるよう、またサポーターの皆さんが健やかな生活を送れるよう、引き続きサポートしていきます。引き続き魚肉たんぱくサプライヤーとして、地域とスポーツを通じて健やかな未来を築いていきたいと考えています。